春日大社のはじまり
神山である御蓋山(春日山)の麓に、奈良時代の神護景雲2年(768)、称徳天皇の勅命により武甕槌命様、経津主命様、天児屋根命様、比売神様の御本殿が造営されました。現在、国家・国民の平和と繁栄を祈る祭が年間2200回以上斎行されています。その中でも1200年以上続く3月13日の「春日祭」は、現在も宮中より天皇の御代理である勅使が参向され、国家・国民の安泰を祈る御祭文を奏上されます。さらに、上旬・中旬・下旬の語源に関わる宮中の「旬祭」、上巳・端午・七夕などの「節供祭」も平安時代に移され、今に至るまで斎行されています。
世界一大切にされる神鹿
奈良時代に神様が常陸国から御蓋山へお越しになる時、白鹿にお乗りになって来られたことから、春日神鹿は神様のお供であり、神の使いとして大切に扱われるようになりました。現在、奈良公園を中心とした地域に約1300頭の鹿が生活しています。このような所は他にはなく、日本のみならず世界中の人が奈良の鹿に魅力を感じ、鹿に合うために訪れます。
投稿者: photoan
My photo Room=写真庵としてライカRレンズ、銘玉ニッコールレンズ等色々と試行錯誤しながら紹介しています,勿論最新のレンズやボデーも含めて、カワセミ撮影を中心に他の鳥達や観光地等の写真も幅広く発信しています。 photoan のすべての投稿を表示